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米バイオ医薬品セージの株価急落-抗うつ薬が主要評価項目を達成せず

  • 第3相試験は治療開始から2週間後に統計上有意な症状緩和を示さず
  • ウォール街は15日目と経過観察期間の両方で効果示すと期待していた

5日の米株式市場で米バイオ医薬品会社セージ・セラピューティクスの株価が60%急落した。 大うつ病性障害(MDD)治験薬が第3相試験で主要評価項目を達成しなかったことが嫌気された。

  ピボタル第3相試験「Mountain」で「SAGE-217」を投与された患者には、治療開始から2週間経った時点で用量にかかわらずプラセボ(偽薬)との比較で統計上有意な症状緩和が見られなかった。この治験薬はセージに対する投資家の幅広い強気姿勢の大きな根拠となっていたが、今回の結果は同薬の今後に疑問を投げかけるものだ。

  同社の株価終値は60%安の60.18ドルと、終値ベースで過去最大の下げを記録した。一時は62%安となり、時価総額が46億ドル(約5000億円)余り吹き飛んだ。

Sage fell the most on record after a key depression study miss
Sage Therapeutics Inc. CEO Jeffrey Jonas Interview

ジェフ・ジョナスCEO

写真家:クリストファー・グッドニー/ブルームバーグ

  ウォール街では過去の試験結果を踏まえ、治験薬が15日目とより長期の経過観察期間の両方で効果を示すと期待されていたが、そうならなかった。

  セージのジェフ・ジョナス最高経営責任者(CEO)は電話で「治験が主要評価項目を達成しなかったのは明らかだが、他のデータ点を見れば、当初の分析からも治験が薬物活性を大いに裏付ける方向であることは明確だ」と指摘した。

原題:
Sage Plunges as Key Depression Study Fails to Show Benefit (2)(抜粋)

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