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バイオジェンのアデュカヌマブ、試験1つでは臨床症状の進行抑制せず

  • 別の試験では高用量アデュカヌマブが臨床症状の進行を抑制
  • エーザイと共同開発するアルツハイマー薬試験結果の詳細を発表

米バイオジェンは5日、アルツハイマー病治療薬アデュカヌマブの2つの第3相試験「ENGAGE」と「EMERGE」を中止した後に実施された、より大きなデータセットを対象とした解析で、ENGAGE試験では臨床症状の進行が抑制されなかったことを明らかにした。

  同社がエーザイと共同開発しているアデュカヌマブに関する5日のプレゼンテーションに、無益性解析(試験継続で治療の有効性を示すのが困難と判断して早期に中止すべきかどうかを判断するための解析)を盛り込んだ。

  それによれば、EMERGE試験では高用量のアデュカヌマブが主要および副次評価項目で測った臨床症状の進行を抑制した。ENGAGE試験の一部患者を対象とした事後解析も、EMERGE試験で見られた肯定的な結果を裏付けるものだったという。

  バイオジェンは、臨床試験に以前登録し要件を満たす患者にアデュカヌマブを提供することを目指し、反復投与試験の詳細をまとめる作業を行っていると説明した。

参考記事
アルツハイマー治療の将来を左右か-バイオジェンが5日に注目の発表

原題:
Biogen Engage Analysis Doesn’t Show Cut in Clinical Decline(抜粋)

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