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【米国株・国債・商品】株が小幅続伸、追加関税の見送り観測で

更新日時

5日の米株式相場は小幅続伸。トランプ米政権が15日に予定されている中国製品への追加関税を見送るとの観測から、買いが優勢になった。一方、国債相場は続落。

  • 米国株は小幅続伸、対中追加関税の見送り観測で
  • 米国債は続落、10年債利回りは1.81%に上昇
  • NY原油は変わらず、現状追認の減産観測で上げを失う
  • NY金先物は小反発、貿易巡る不透明感で

  新規失業保険申請件数が7カ月ぶり低水準となり、6日の雇用統計発表を前に労働市場の底堅さを示したため、米国債利回りは上昇した。

  トランプ大統領が中国との貿易交渉について、「うまく進展している」と発言すると、株式相場は上げに転じた。その後、米中は米農産物の購入額で一致していないとのダウ・ジョーンズ報道を受け、上値が重くなった。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%高の3117.43。ダウ工業株30種平均は28.01ドル(0.1%)高の27677.79ドル。ナスダック総合指数は0.1%上昇。ニューヨーク時間午後4時36分現在、米国債市場では10年債利回りが3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.81%。

S&P 500 needs to stay above key support levels to keep positive technical trend

  グレンミード・トラストの投資戦略責任者、マイケル・レイノルズ氏は「状況はやや改善しているが、すぐに変わる恐れがある」と指摘。「12月15日の期限が近づく中、今後1週間半は貿易が中心的な材料になるだろう」と述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は変わらず。一時は9月以来の高値まで上昇したが、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国とで構成する「OPECプラス」が合意しても供給のだぶつきに変化はないとの見方から上げを失った。OPEC加盟国閣僚らは従来の減産目標からさらに日量50万バレル削減することで合意したが、この規模の減産はすでに続けてきており、現状を追認する格好となった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は前日から変わらない1バレル=58.43ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は39セント高い63.39ドル。

  ニューヨーク金先物相場は小反発。米中通商協議の進展状況や中国製品への追加関税見送りの可能性を巡り、不透明感が続いていることから、金への逃避需要がわずかに強まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.2%高の1オンス=1483.10ドルで終了。

原題:U.S. Stocks Rise as Trade in Focus; Bonds Drop: Markets Wrap(抜粋)

Oil Unmoved After New OPEC Deal Leaves Supply Little Changed

PRECIOUS: Gold Steadies as Investors Weigh Trade-Deal Odds

(第5段落にコメントを追加し、更新します)
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