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12月5日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドルは総じて安い、指数は週間で10月以来大幅安へ

  5日のニューヨーク外国為替市場ではドルが総じて安い。米雇用統計の発表を翌日に控えて取引が活気を欠く中、ポンドなどが上昇した。

  • 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下。週間としては10月中旬以来の大幅な下げに向かっている
  • 米下院はトランプ大統領の弾劾訴追状を起草すると、ペロシ議長が発表。逃避通貨をやや押し上げた。米中の貿易交渉では、中国が購入する農産物の規模を巡り、依然対立しているとダウ・ジョーンズが報道。これも逃避通貨の買いを誘った
  • ポンドは5月以来の高値。総選挙を控えた買いが続き、対ドルで6月以降最長の5営業日連続上昇。来週の総選挙を控え、ジョンソン首相は計画している政策を発表した
  • ニューヨーク時間午後4時40分現在、ドルは対円で0.1%下げて108円77銭。200日移動平均は108円88銭
  • ユーロは対ドルで0.2%高い1.1105ドル
    • フランスでは労組がストライキを来週9日まで延長
    • ドイツの製造業受注指数は予想外に低下

原題:Dollar Heads for Biggest Weekly Drop Since October: Inside G-10(抜粋)

◎米国株・国債・商品:株が小幅続伸、対中追加関税の見送り観測で

 5日の米株式相場は小幅続伸。トランプ米政権が15日に予定されている中国製品への追加関税を見送るとの観測から、買いが優勢になった。一方、国債相場は続落。

  • 米国株は小幅続伸、対中追加関税の見送り観測で
  • 米国債は続落、10年債利回りは1.81%に上昇
  • NY原油は変わらず、現状追認の減産観測で上げを失う
  • NY金先物は小反発、貿易巡る不透明感で

  新規失業保険申請件数が7カ月ぶり低水準となり、6日の雇用統計発表を前に労働市場の底堅さを示したため、米国債利回りは上昇した。

  トランプ大統領が中国との貿易交渉について、「うまく進展している」と発言すると、株式相場は上げに転じた。その後、米中は米農産物の購入額で一致していないとのダウ・ジョーンズ報道を受け、上値が重くなった。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%高の3117.43。ダウ工業株30種平均は28.01ドル(0.1%)高の27677.79ドル。ナスダック総合指数は0.1%上昇。ニューヨーク時間午後4時36分現在、米国債市場では10年債利回りが3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.81%。

  グレンミード・トラストの投資戦略責任者、マイケル・レイノルズ氏は「状況はやや改善しているが、すぐに変わる恐れがある」と指摘。「12月15日の期限が近づく中、今後1週間半は貿易が中心的な材料になるだろう」と述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は変わらず。一時は9月以来の高値まで上昇したが、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国とで構成する「OPECプラス」が合意しても供給のだぶつきに変化はないとの見方から上げを失った。OPEC加盟国閣僚らは従来の減産目標からさらに日量50万バレル削減することで合意したが、この規模の減産はすでに続けてきており、現状を追認する格好となった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は前日から変わらない1バレル=58.43ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は39セント高い63.39ドル。

  ニューヨーク金先物相場は小反発。米中通商協議の進展状況や中国製品への追加関税見送りの可能性を巡り、不透明感が続いていることから、金への逃避需要がわずかに強まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.2%高の1オンス=1483.10ドルで終了。

原題:U.S. Stocks Rise as Trade in Focus; Bonds Drop: Markets Wrap(抜粋)

Oil Unmoved After New OPEC Deal Leaves Supply Little Changed

PRECIOUS: Gold Steadies as Investors Weigh Trade-Deal Odds

◎欧州債:イタリア債が下落、連立内で対立と報道-英国債は下げ縮小

  5日の欧州債市場でイタリア債が下落。同国連立政権内で対立が起きているとの報道が手掛かりだった。ドイツ債は下落。米中通商交渉への楽観的な見方やドイツの社会民主党(SPD)の財政支出要求が売りにつながった。

  • イタリア債は下落。ユーロ圏の他国債を下回るパフォーマンスとなった。与党・民主党のジンガレッティ書記長(党首)は連立を組む五つ星運動との間に対立があることをレプブリカ紙への書簡で明らかにした
  • ドイツ債は小幅安。中国が米国との通商交渉の進展に楽観的な見解を示した。新たに選出されたSPD指導部は大規模な歳出増を求めている
  • 英国債は下げ幅縮小。ジョンソン英首相は2020年末までにEUとの貿易合意を固めると表明した
  • ドイツ10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上げてマイナス0.30%、英10年債利回りは2bp上げて0.78%、イタリア10年債利回りは1bp上げて1.36%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:Italy’s Bonds Lead Peripheral Fall; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

(NY外為、米国株・国債・商品を更新します)
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