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三井住友F社長:「巨大タンカーの舵を切る」-意識改革で新ビジネス

  • 太田社長がブルームバーグ主催のセミナーで語った
  • 子会社の社長を社内応募、実例を重ねることで変革を実現していく

三井住友フィナンシャルグループの太田純社長は、経営環境が大きく変わる中、新たなビジネスを生み出していくには社員の「マインドセット」を変えていくことが必要との見方を示し、そのための働き掛けは徐々に成果を生み出しつつあるとの認識を示した。5日、ブルームバーグ主催のセミナー「The Year Ahead サミット」で語った。

Key Speakers At The Bloomberg The Year Ahead

The Year Aheadに参加した太田社長

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  太田氏は、金融の基本的な機能は今後も残るが、その機能を銀行が果たすことになるかどうかは不明と述べた。その上で、既存のプラットフォームや信用力を生かして、「新しい人たちと新たなビジネスを作っていくこと」が必要であり、「いかに早く行動に移すかのタイミングにきている」と語った。

SMBC Goes Supercool Biz

自由な服装での出勤を認めた三井住友F

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

  三井住友Fは、本部で勤務する社員に対して9月から一年を通じて自由な服装での出勤を認めている。「思いつかなかった発想や、スピードアップしたアクション」につながることを期待しての試みであり、太田氏はマインドセットは徐々に変わりつつあるとの感触を得ている。

  その一例として、同社が出資した子会社の社長を務めたい人を社内募集すると、多くの手が挙がるようになっていることも明らかにした。太田氏は「変化はペイン(痛み)」と捉える人も多いが、子会社経営などの実例を作っていくことで、世界で約10万人の社員を抱えた「巨大タンカーの舵(かじ)を切る」ような変革を実現すると語った。

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