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米国株が反発、米中合意を楽観-原油は大幅高

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4日の米株式相場は4営業日ぶりに反発。米中が通商交渉で合意に達し、中国製品への追加関税発動が見送られるとの見方から株買い・国債売りとなった。

  • 米国株は反発、米中通商交渉の合意観測で
  • 米国債は反落、10年債利回りは1.78%に上昇
  • NY原油は大幅高、米中通商合意を楽観
  • NY金先物は反落、米中協議進展の思惑で

  米中両国は第1段階の貿易合意に盛り込む関税の巻き戻し幅で一致に近づいているとのブルームバーグ・ニュースの報道をきっかけに、買いが入った。前日に中国との合意を急がない姿勢を示していたトランプ米大統領はこの日、米中の交渉は非常に良好に進んでいると述べた。

  S&P500種株価指数は前日比0.6%高の3112.76。ダウ工業株30種平均は146.97ドル(0.5%)高の27649.78ドル。ナスダック総合指数は0.5%上昇。ニューヨーク時間午後4時41分現在、米国債市場では10年債利回りが6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.78%。

S&P 500 futures rise on report that negotiators are closer to deal

  ジョン・ハンコック・インベストメント・マネジメントの共同最高投資ストラテジスト、マット・ミスキン氏は「相場を動かしている一番の材料が貿易であることを毎朝のように認識させられている」と指摘。「追加関税が回避されれば、最近の上昇基調は持続する可能性が高い」と述べた。  

  ニューヨーク原油先物相場は3日続伸。約2カ月ぶりの大幅高となった。米中が通商交渉で合意に達するとの楽観を背景に、買いが膨らんだ。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国とで構成する「OPECプラス」は追加減産に踏み切るべきだと主張していたイラクが、当初の提案を取り下げたことから伸び悩む場面もあった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は2.33ドル(4.2%)高の1バレル=58.43ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は2.18ドル高の63.00ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。米中の通商交渉が進展しているとの見方が強まり、金への逃避需要が弱まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.3%安の1オンス=1480.20ドルで終了。

原題:Stocks Advance on Fresh Hopes for U.S.-China Deal: Markets Wrap(抜粋)

Oil Gains the Most in Over Two Months on Trade Deal Optimism

Gold Hits a Wall as Hopes for U.S.-China Trade Deal Resurface

(第4段落にコメントを追加し、更新します)
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