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中国への直接投資が18年に増加、米国と貿易戦争でも-ESCAP

  • 国外からの対中直接投資、前年比3.7%増え1390億ドル-報告書
  • 世界全体の直接投資、13%減の1兆3000億ドル

貿易摩擦が激しさを増した昨年、中国への直接投資は世界的な傾向に反して増加した。国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)が4日発表した報告書で分かった。

  報告書によれば、世界全体の直接投資は2018年に前年比13%減の1兆3000億ドル(約141兆円)となった。一方で、中国は3.7%増え1390億ドル。

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Asia-Pacific took in 45% of total global FDI inflows of $1.3 trillion in 2018

Source: United Nations Economic and Social Commission for Asia and the Pacific

* Chart represents percentage shares total global FDI flows

  報告書は、アジア太平洋が直接投資の出し手と受け手の両方で初めて世界をリードする地域になったと指摘。米国との貿易戦争にもかかわらず、中国が3年連続で最大の直接投資の受け手となった。

  ただ、「貿易摩擦に対応する企業が中国以外に生産能力を分散化するには時間を要し、米中間の貿易戦争が長期化すればするほど、対中直接投資が減速する可能性が一段と高くなる」とも分析した。

原題:
Foreign Direct Investment Into China Jumps Despite Trade War(抜粋)

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