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ドル・円は弱含み、米中交渉巡る不透明感が重し-108円台半ば

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は小動き。米中通商協議の早期合意への期待が後退しリスク回避の円買いがやや優勢となった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時現在、前日比ほぼ変わらずの1ドル=108円60銭。ここまで108円68銭を高値に一時108円49銭まで下落
  • ユーロ・ドルは前日比0.1%安の1ユーロ=1.1075ドル。ユーロ・円は0.1%安の1ユーロ=120円27銭

市場関係者の見方

NBCフィナンシャル・マーケッツ・アジアのディレクター、デービッド・ルー氏(香港在勤)

  • ドル・円は米中協議に対する不透明感を嫌気して売られたものの、下値では国内の資本フローと思しきドル買いに支えられている
  • 短期勢もドル売りで先行したものの、下値の堅さで買い戻す動きに転じている。ただ、米中交渉の不透明感から、新たにドル買いに転じる動きも出づらい感じ

CIBC証券金融商品部の春木康部長

  • トランプ大統領らの発言を受けて、15日の対中関税引き上げの回避に不透明感が浮上。市場では関税引き上げはまだ織り込み切れていない。中国の人権問題を巡る両国の応酬も不透明感を高めている
  • まだ15日の期限まで10日ほどあり、ドル・円の108円20銭前後は堅そう。下げが深くなっても11月1日安値(107円89銭)まで届けば御の字では
ドル・円は50日移動平均線との攻防に

背景

  • トランプ米大統領は3日、中国と貿易合意に至るのが1年後になっても構わないとの姿勢を示唆
    • ロス米商務長官はテレビ局CNBCに対して、15日の期限が来ても何も変わらなければ、中国製品に追加関税を課す計画を実行すると発言
  • 米下院本会議は3日、中国・新疆ウイグル自治区の少数派イスラム教徒に対する人権侵害を巡り中国政府当局者に制裁を科す法案を賛成407、反対1の圧倒的多数で可決
    • これを受け、中国外務省はさらなる対抗措置を講じるとの声明を発表も詳細は示さず
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