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JPモルガンの新興市場株ファンド、テンセントの投資配分縮小

  • 10月末時点で保有するテンセント株、3カ月前から14%減少
  • テンセント、ゲーム認可凍結で被った損失を取り戻す取り組み難航

新興市場株に特化し、今年極めて良い運用成績を上げているJPモルガン・チェースのファンドが中国のテンセント・ホールディングス(騰訊)への投資配分を縮小した。テンセントの業績回復への取り組みが難航する中、同ファンドは7月時点で最大の投資先だったテンセントの株式を一部売却した。

  ブルームバーグの集計データによれば、今年の運用成績が上位6%に入るJPモルガンの「エマージング・マーケッツ・エクイティ・ファンド」は10月31日時点で、保有するテンセント株を3カ月前から14%減らした。ハンセン指数の構成銘柄で時価総額最大のテンセントの株価は10月30日に9カ月ぶり安値を付けている。JPモルガンはコメントを控えた。

  テンセントは昨年、中国当局がゲームの新タイトルの認可を9カ月凍結したことで被った損失を取り戻そうと取り組んでいる。しかし中国の成長減速が重しとなる中で、テンセントの株価はドル建てで4月の高値から16%下落。それでもブルームバーグが調査するアナリスト57人中、50人が同株を「買い」と評価している。

原題:JPMorgan Fund Cuts Tencent as Slowdown Hampers Comeback (1)(抜粋)

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