コンテンツにスキップする

香港、旅行先として人気最高のタイトル維持か-抗議活動の混乱でも

  • NY市はトップ10から姿消し、インドのデリーが初のトップ10入りか
  • EU離脱を巡る不確実性で、ロンドンは2つ順位を下げ5位の見込み

香港は、数カ月に及ぶ政治不安の中で観光客が激減したにもかかわらず、海外から訪れる旅行者に最も人気の高い都市のタイトルを2019年も維持しそうだ。一方、ニューヨーク市はトップ10から姿を消し、インドのデリーが初めてトップ10入りの見込み。

  市場調査会社、ユーロモニターインターナショナルのリポート、「外国人訪問者数 世界TOP100都市」によれば、アジアの40都市以上がトップ100に入りランキングを席巻。バンコクが2位となり、マカオとシンガポールがそれに続くもようだ。

  ロンドンは5位と予測されている。欧州連合(EU)離脱でEU市民に対するビザ(査証)制限が厳しくなる可能性があるなど不確実性が響き2つ順位を落とすことになりそうだ。

Top 10 City Destinations 2019

Hong Kong is expected to remain No. 1 for international arrivals

Sources: Euromonitor International, Bloomberg

  外国からの旅行者に最も人気のある米国の都市はニューヨーク市だが、順位は11位と、8位から後退が予想される。他の人気の米国都市はマイアミ(29位)、ロサンゼルス(33位)、ラスベガス(38位)の見込み。アジアと欧州からの競争で米国の都市の順位がここ数年後退している。

  ユーロモニターの調査は、世界の400余りの都市に24時間以上1年未満滞在する海外からの訪問者を基にまとめた。ビジネス、レジャー、家族や友人を訪問するために旅行する人が含まれるが、海外で就労または就学している人、軍人、船や航空機の乗員、クルーズ客、難民は含まれない。

  19年のランキングは、同年の一部分のデータに基づいて推定されており、香港の首位陥落も依然あり得る。ユーロモニターのシニアアナリスト、サイモン・ヘブン氏によれば、香港については今年上期の到着数が多かったため年間総数に対する抗議活動の影響が軽減されている。

Police Warn Hong Kong On Brink of 'Total Breakdown'

レンガの破片が散らばる中を行く歩行者(香港、11月12日)

写真家:ジャスティン・チン/ブルームバーグ

Heading East
CROATIA-TOURISM-CITYSCAPE-DUBROVNIK

クロアチア・ドブロブニクでパノラマビューを撮影する観光客

フォトグラファー:ダニエルスリム/ AFP via Getty Images

  欧州では、バルセロナ、ミラノ、ウィーンなどの伝統的な人気観光地がランキングを下げ、クロアチア、スロベニア、スウェーデンなどの順位が上昇したが、まだ上位100には入らない都市がほとんどだという。

原題:Hong Kong Remains Number One Travel Hotspot Despite Protests(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE