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きょうの国内市況(12月3日):株式、債券、為替市場

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●日本株反落、米製造業悪化と貿易摩擦の再燃警戒-素材など内外需安い

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  東京株式相場は反落。米国の製造業指数が予想外に悪化したほか、世界的な貿易摩擦への懸念から景気の先行きに対して警戒感が広がった。鉄鋼など素材関連や自動車、陸運など内外需とも安い。

  • TOPIXの終値は前日比7.76ポイント(0.5%)安の1706.73
  • 日経平均株価は同149円69銭(0.6%)安の2万3379円81銭


 アストマックス投信投資顧問の山田拓也執行役員は、「米製造業指数は改善への期待値が高かっただけに悪化はサプライズ。米景気は悪くないものの世界経済を引っ 張っていくような力はない」と指摘。米中協議では追加関税期限の15日までに合意できなくても延期されるとみていたが、「米国は交渉で強いポーズを示してきており、不透明感が出てきた」と話した。  

  • 東証1部33業種は鉄鋼、陸運、電気・ガス、食料品などが下落率上位
  • 鉱業やその他製品は上昇

●長期金利が7カ月半ぶり高水準、10年入札結果低調で売り優勢

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債券相場は続落し、長期金利は7カ月半ぶりの水準まで上昇した。この日実施の10年利付国債入札が低調な結果となり、長期債や先物を中心に売りが優勢となった。

  • 新発10年債利回りは一時、前日比3ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.02%と4月18日以来の高水準
  • 新発5年債利回りはマイナス0.135%と4月17日以来の水準に上昇
  • 長期国債先物12月物の終値は22銭安の152円54銭。入札結果を受けて午後に下げ幅を拡大し、一時152円39銭と中心限月で4月以来の水準まで下落

東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト

  • 10年入札低調は、前日の中国製造業購買担当者指数(PMI)の改善や欧州の金利が上昇する中で、投資家が雰囲気的に気持ちが悪かったということだろう
  • 米長期金利対比で日本の金利上昇幅が大きく、10年債は割安に見えた
  • 10年入札が不調に終わり、債券先物が大きく下げたことで、今が底値だろうし、絶好の買い場とみている

10年債入札

  • 最低落札価格は101円24銭とブルームバーグが事前に調査した市場予想中央値の101円43銭を大幅に下回った
  • 応札倍率は3.28倍と2016年8月以来の低水準
  • 小さいと好調な入札を示すテール(最低と平均落札価格の差)は16銭と前回の5銭から大幅に拡大

●ドル・円は小じっかり、日本株下げ渋りで109円前半-豪ドル上昇

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  東京外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=109円台前半で小じっかり。日本株が下げ渋る中、米製造業の悪化や世界貿易リスクを嫌気してドル売り・円買いが進んだ海外市場の流れが一服した。一方、オーストラリアドルは対ドル、対円で約3週間ぶり高値を記録。オーストラリア準備銀行(中央銀行)の声明を受けて、過度な追加緩和期待が後退した。 

  • ドル・円は午後4時5分現在、前日比0.2%高の109円14銭。ニューヨーク時間に108円93銭まで下げた後、109円21銭まで回復
  • ユーロ・ドルは前日と変わらない1ユーロ=1.1078ドル。ドル安一服でもみ合い
  • オーストラリアドルは対ドルで0.4%高の1豪ドル=0.6846ドル。一時は0.6848ドルまで上昇、対円では一時0.6%高の1豪ドル=74円77銭

市場関係者の見方

  • 大和投資信託調査部の亀岡裕次チーフエコノミスト
  • 米ISM(供給管理協会)製造業指数を材料にドル・円は下振れたが、先行きの見方が大きく変わったというところまでいっていない。引き続き米中合意への期待は残っており、米経済についても利下げの効果が来年次第に出てくるといった期待がある
  • 109円前後は200日線などが集中している水準なので、下がればドル買い円売りをしたいというのはあるだろう
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