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トランプ大統領、香港人権法成立で対中貿易合意難しくなると示唆

  • 貿易交渉への影響に関する質問に「これにより事態は改善しない」
  • 中国は米海軍艦船の香港寄港を当面禁止する報復措置

トランプ米大統領は2日、自身が署名し成立した香港人権法により、対中貿易合意を取りまとめる取り組みが難しくなり得ると示唆した。

  トランプ大統領はホワイトハウスで、同法成立で貿易合意に達するのがより困難になるかとの記者団からの質問に、「これにより事態は改善はしないが、いずれ分かるだろう」と発言。「中国は常に交渉している。私は現状に非常に満足している」と述べた。

  中国は香港人権法への報復措置として、米海軍艦船の香港寄港を当面禁止した。中国は香港人権法の法制化の動きが明らかになって以来、報復措置を警告していたが、自国経済への跳ね返りが見込まれることから報復の選択肢は限られている。

  同法は香港に高度の自治を認めた「一国二制度」が守られているかどうか毎年の検証を義務付けるほか、香港の「基本的自由・自治」が損なわれたり、市民の人権が侵害されたりした場合、その責任を負うと判断された当局者に制裁を科す内容。また、同時に成立した法により米国は香港警察向けに催涙ガスやゴム弾などを輸出することが禁じられた。

  トランプ大統領は先月26日、両国は貿易の部分合意に向け「最後の難所」にあると述べていた。

原題:Trump Signals Hong Kong Law Complicates China Trade Talks(抜粋)

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