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メルケル氏与党がSPD新指導部に強硬、連立政権の先行き不透明に

  • CDU党首、連立協定の議論再開を否定-SPD連立離脱に反対せず
  • SPDは党首選で連立に批判的なペアを選出、ショルツ財務相が落選

ドイツのメルケル首相のキリスト教民主同盟(CDU)は、連立パートナーである社会民主党(SPD)の新指導部に、連立条件の再交渉は行わないと伝えた。これが受け入れられないならば、SPDは連立を離脱すればよいとの姿勢を示した。

  SPDは11月30日の党首選決選投票で、連立に批判的なワルターボルヤンス前ノルトライン・ウェストファーレン州財務相とサスキア・エスケン議員の両氏を新指導者に選んだ。メルケル政権で副首相を務めるショルツ財務相のペアは敗れた。

  新指導部は政権支持を継続する条件として政策の変更を求める意向で、6日からベルリンで始まる3日間のSPD党大会で条件の内容を決めるとしている。

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SPD党首選に勝利したワルターボルヤンス氏(左)とエスケン氏(右)(11月30日、ベルリン)

  クランプカレンバウアーCDU党首は、昨年3月に調印された連合協定に関する議論を再開することはあり得ないとの考えを示した。2日のZDFテレビとのインタビューで、「われわれは政権内の政党のための治療サービスではない」と述べた。

  「SPD新指導部は連立政権にとどまりたいのかどうかを決定する必要がある」と突き付け、「有権者に対する公約がある。合意したことに基づいて政治を行いたい。われわれが注力しているのはそこで、連立パートナーの精神状態ではない」と語った。

原題:Merkel’s Party Plays Hardball With Coalition Future in Doubt (3)(抜粋)

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