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きょうの国内市況(12月2日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、海外指標改善や経済対策、円安を好感-内外需広く上げ

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東京株式相場は3日ぶり反発。中国製造業や米国個人消費の改善、国内景気対策の大型化、為替の円安推移が重なり、企業業績の回復期待が高まった。電機など輸出関連が上昇し、商社や素材株も高く、内外需とも幅広く買いが入った。

  • TOPIXの終値は前営業日比15.13ポイント(0.9%)高の1714.49
  • 日経平均株価は235円59銭(1%)高の2万3529円50銭

  東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは「中国景気は回復が鈍いとみている投資家が多かった」と前置きした上で、「PMIがクリアに50を超えて拡大期に入ったことはサプライズ。米国をはじめとする世界的な利下げが中国経済に効き始めている」と評価した。

  内外で景気先行きに対する好材料が重なったことで、株価指数は終値で年初来高値を更新した。11月30日発表の中国PMIが改善を示す中、日本の取引時間中に米S&P500種Eミニ先物は堅調に推移。米国時間2日の米供給管理協会(ISM)製造業景況指数も改善を示せば、「今週の日本株はもう一段の戻りが期待される」と東海東京調査の平川氏は予想する。

  • 東証33業種では海運、ガラス・土石、卸売、医薬品、鉄鋼、ゴム製品、建設が上昇
  • 鉱業、石油・石炭製品は下落

●債券は大幅安、中国指標好調でリスク選好-あすの10年入札も重し

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債券相場は大幅安。長期金利は約2週間ぶりの高水準を付けた。好調な中国の製造業関連指数を受けたリスク選好の動きに加えて、3日の10年利付国債入札に向けた売りが優勢となった。

  • 新発10年債利回りは前週末比3.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.05%と、11月13日以来の水準まで上昇
  • 長期国債先物12月物の終値は40銭安の152円76銭。午後に一段安となり、取引終了前には152円74銭と、11月13日以来の水準まで下落

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 中国の製造業指数が強い内容で、景気の底入れを示唆している感ある
  • 米長期金利が1.8%を超え、ドル・円相場もじわじわと110円に接近する中、債券には売り圧力が掛かりやすい
  • あすの10年債入札に関しては利回りがゼロ%に逆戻りということもあり得るため、下値警戒感から需要があるかは不透明

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超5年以下と10年超。買い入れ額は各年限で前回から据え置き
  • 応札倍率は残存1-3年と25年超が前回から低下した一方、3-5年と10-25年は上昇

●ドル・円は小幅高、米中交渉や景気期待でリスク選好-一時半年ぶり高値

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅に上昇。米中貿易協議の進展や世界経済の回復に対する期待から米株価や長期金利が時間外取引で上昇したことを背景にリスク選好の買いが入り、午前の取引で一時約半年ぶりの高値を付けた。午後に入り上げ幅をやや縮めた。

  • ドル・円は午後3時43分現在、前週末比0.1%高の109円64銭。一時109円73銭まで上昇し5月30日以来の高値
  • ユーロ・円相場は0.2%高の1ユーロ=120円80銭。 一時120円93銭と11月7日以来の高値

市場関係者の見方

三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジスト

  • 週末の中国PMIなど最近の米中経済指標で良いものが多いことから株もドル・円も買われている
  • ただ、米中貿易協議では具体的な話はまだ何も決まっていないので、なかなか上下とも追いきれない
  • ドル・円は110円に行く理由が欲しいところだが材料に乏しい。とはいえ、トランプ米政権が米中交渉で何も決めずに大統領選に入っていくとも考えにくく、ドルを売り込むのは怖い
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