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ジョンソン英首相とコービン労働党党首、ロンドンのテロ巡り非難合戦

  • 総選挙まで2週間を切る中、11月29日のテロ事件が争点化
  • ジョンソン首相は保守党の治安実績から自らを切り離そうとした

11月29日にロンドン中心部で発生し2人が死亡したテロ事件で、容疑者が過去のテロ犯罪で有罪判決を受けて仮釈放中だったことを巡り、英国の次期首相の座をかけて争っているジョンソン首相と最大野党・労働党のコービン党首は1日、責任の所在を巡り非難合戦を繰り広げた。

  総選挙まで2週間を切る中、ジョンソン首相は保守党の治安実績から自らを切り離そうとするとともに、ウスマン・カーン容疑者(28)の仮釈放を巡り労働党の政策を非難した。同容疑者は事件現場に駆けつけた警察官に射殺された。

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ジョンソン首相(12月1日)

写真家:ジェフ・オーバーズ/ BBC

  コービン労働党党首は、有罪判決を受けたテロ犯罪者が必ずしも刑期を全うする必要はないと指摘した上で、保守党政権下での10年間にわたる治安制度への支出削減を批判し、カーン容疑者が1年前に仮釈放された際に同容疑者がもたらす脅威を当局が突き止められなかったと主張した。

  2010年以降の保守党の治安・支出実績について質問されると、ジョンソン首相は今夏に就任したばかりだと繰り返し主張。BBCの番組のインタビューで、一部受刑者が自動的に仮釈放される労働党政権時代の08年に成立した法律の下でカーン容疑者が判決を受けたとして、同党を批判した。同首相はまた、テロ犯罪で判決を受けた後に仮釈放された約74人の承認条件を見直すと表明した。

原題:
Johnson and Corbyn Play Blame Game After U.K. Terrorist Attack(抜粋)

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