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香港抗議デモ、選挙後初の週末に勢い増す-警察は再び催涙弾発射

  • 区議会議員選挙での民主派勝利や米での香港人権法成立に勢いつく
  • 観光地の尖沙咀で黒装束のデモ隊数千人が行進

香港では週末に警察と抗議デモ隊との衝突で再び催涙弾が発射される事態となった。区議会議員選挙での民主派勝利や米議会からの支持を受けて民主化運動は長期化の様相を呈している。

  1週間前の区議会議員選挙以降、デモ隊と警察との衝突などは小康状態となっていたが、12月1日の午後に観光地の尖沙咀で黒装束のデモ隊数千人が行進した。前日の11月30日遅くにはデモ隊が道路を封鎖し地下鉄駅入り口に火を付けた。

  11月24日の選挙では民主派候補が圧勝し、中国政府を後ろ盾とする香港政府を拒否する結果となったが、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は選挙後もデモ隊に新たな譲歩を行っておらず、それが週末に見られたデモ参加者の怒りに拍車をかけた可能性がある。

Hong Kong Protesters Attend Thanksgiving Day Assembly for Hong Kong Human Rights and Democracy Act

警察が催涙弾を発射した尖沙咀(12月1日)

チャン・ロン・ヘイ/ブルームバーグ

  香港警察によると、尖沙咀でのイベントではデモ参加者の恐怖をあおりパニックを引き起こすことを狙った「暴徒」が発煙弾を投げたため、警察がデモ隊を追い払う目的で催涙弾などの法執行措置に踏み切った。この地区や店舗が破壊された近隣の黄埔ではレンガが警官に投げつけられ、通行人1人が攻撃されたという。

  また、トランプ米大統領が先週、民主派を支持する香港人権法案に署名したことに感謝を表明するため米国旗などを掲げた人々が1日、米国の領事館に向けてデモ行進し、平和的な集会を実施。これらの群衆は同日夜には解散したが、暴動鎮圧用の装備をした大勢の警察官が2日午前2時(日本時間同3時)時点で通りに並んでいるのが見られた。

原題:
Hong Kong Unrest Rages on as Police Clash With Protesters (1)(抜粋)

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