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北朝鮮の制裁回避支援、米IT専門家を逮捕-高度情報提供と連邦地検

  • イーサリアム財団のグリフィス容疑者をロサンゼルス空港で28日逮捕
  • 国務省の警告無視し平壌でブロックチェーン・仮想通貨の会議に出席

米連邦地検は29日、北朝鮮が暗号資産(仮想通貨)の根幹となるブロックチェーン(分散型デジタル台帳)技術を制裁回避やマネーロンダリング(資金洗浄)に利用することを助けたとして、イーサリアム財団の仮想通貨サイエンティストを逮捕したと発表した。

  ニューヨーク市マンハッタンの連邦地検の声明によれば、シンガポール在住の米国人バージル・グリフィス容疑者(36)は、米国の対北朝鮮制裁を回避するために共謀した容疑で、ロサンゼルス国際空港で28日に逮捕された。

  同容疑者は米国務省の警告にもかかわらず、平壌で4月に開催されたブロックチェーンと仮想通貨に関する会議に出席したという。

  ジェフリー・バーマン検事正は29日の声明で、「グリフィス容疑者は資金洗浄と制裁逃れを助けるために使われる可能性があると知りながら高度に専門的な情報を北朝鮮に提供した。北朝鮮の危険な政権に最大限の圧力を加えるため米議会と大統領が成立させた制裁を危うくした」と主張した。

原題:Cryptocurrency Expert Charged With Aiding North Korea(抜粋)

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