コンテンツにスキップする

日本株は反発、海外指標改善や経済対策、円安を好感-内外需広く上げ

更新日時
  • 中国製造業PMIは50.2と上昇、米オンライン販売は過去最高
  • 政府は経済対策を財政支出10兆円超で調整に入る-日経

2日の東京株式相場は3日ぶり反発。中国製造業や米国個人消費の改善、国内景気対策の大型化、為替の円安推移が重なり、企業業績の回復期待が高まった。電機など輸出関連が上昇し、商社や素材株も高く、内外需とも幅広く買いが入った。

  • TOPIXの終値は前営業日比15.13ポイント(0.9%)高の1714.49
  • 日経平均株価は235円59銭(1%)高の2万3529円50銭

〈きょうのポイント〉

  • 中国の11月製造業購買担当者指数(PMI)は50.2へ上昇、7カ月ぶりに活動拡大を示唆
  • きょう発表の中国財新製造業PMIは51.8に上昇-予想51.5
  • 米ブラックフライデーのオンライン販売、過去最高を記録
  • 政府は経済対策で財政支出10兆円超で調整、事業規模は20兆円超ー日経
  • きょうのドル・円相場は一時1ドル=109円70銭台と5月以来の円安値

  東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは「中国景気は回復が鈍いとみている投資家が多かった」と前置きした上で、「PMIがクリアに50を超えて拡大期に入ったことはサプライズ。米国をはじめとする世界的な利下げが中国経済に効き始めている」と評価した。

  内外で景気先行きに対する好材料が重なったことで、株価指数は終値で年初来高値を更新した。11月30日発表の中国PMIが改善を示す中、日本の取引時間中に米S&P500種Eミニ先物は堅調に推移。米国時間2日の米供給管理協会(ISM)製造業景況指数も改善を示せば、「今週の日本株はもう一段の戻りが期待される」と東海東京調査の平川氏は予想する。

  国内では、政府が経済対策で財政支出を10兆円超とする調整に入った、と日経新聞が報じた。りそな銀行アセットマネジメント部の黒瀬浩一チーフ・マーケット・ストラテジストは「これまで議論されていた『真水』で4-5兆円という規模でも大きかったが、もし10兆円となれば大不況時の規模に相当する」と述べ、「完全雇用のこの状態で10兆円規模の真水の経済対策を実行すれば国内景気は底入れする」とみていた。

  

  • 東証33業種では海運、ガラス・土石、卸売、医薬品、鉄鋼、ゴム製品、建設が上昇
  • 鉱業、石油・石炭製品は下落
終値でことし高値を更新
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE