コンテンツにスキップする

11月29日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル指数、月間ベースで7月以来の大幅上昇

  29日のニューヨーク外国為替市場では、ドル指数が月間ベースで7月以来の大幅上昇。12月入りを目前に、米中の貿易合意について情報がもっと明らかになるとの期待が広がっている。ポンドはこの日の取引で上昇。ロンドンでテロ事件が起きた。市場の関心は来月の総選挙に向けられている。

  • ブルームバーグ・ドル指数は0.1%未満の下げ。朝方には0.1%上昇し、10月11日以来の高水準となっていた。11月全体では過去4カ月で最大の1.1%上昇となる見通し
    • 米国は12月15日に中国製品への追加関税を発動する予定。トランプ大統領が香港人権法案に署名したことを受け、中国外務省は報復措置を警告したが、具体的な措置は明らかにしていない
  • 主要10通貨のうち、上昇率が最も大きいのはポンド。一方で大きく下げたのはノルウェー・クローネ
  • ポンドは1ポンド=1.29ドル前後で堅調。来月の総選挙に関連したリスクが引き続き警戒されている
  • ニューヨーク時間午後4時30分頃、ドルは対円で0.1%未満安い1ドル=109円46銭。一時は5月30日以来の高値となる109円67銭を付けた。月間では9月以降最大の1.3%上昇
    • 28日安値の109円33銭が支持線
  • ユーロは対ドルで0.1%高い1.1018ドル。一時は0.3%下げて10月10日以来の安値、1.0981ドルを付けた。週間ではほぼ変わらず。月間では7月以降最大の1.2%安
    • 11月のレンジは1999年以降で2番目に狭い。最も狭かったのは2011年5月だとソシエテジェネラルのキット・ジャックス氏がリポートで指摘
  • ポンドは対ドルで0.2%上昇の1.2938ドル。週間では0.8%の値上がり。2週間のインプライド・ボラティリティーがこの日急伸。12月12日の総選挙が期間内に入った

原題:Dollar Heads for Biggest Monthly Advance Since July: Inside G-10(抜粋)

◎米国株・国債・商品:株が過去最高値から下落、原油は大幅続落

  29日の米株式相場は反落。欧州とアジアの株式が下げた流れを引き継ぎ、米主要株価指数は過去最高値を離れた。月間ベースではS&P500種株価指数が3カ月連続の上昇となった。米国債は高安まちまち。

  • 米国株は反落、エネルギーや一般消費財の下げ目立つ
  • 米国債はまちまち、10年債利回りは1.78%に上昇
  • NY原油は大幅続落、産油国から減産拡大に否定的姿勢
  • NY金先物は反発、月間では3%近い下げ

  感謝祭の祝日明けの米株式市場は、ニューヨーク時間午後2時までの短縮取引。出来高は30日平均を約16%下回った。下落が目立ったのは、エネルギーや一般消費財関連の銘柄だった。

  S&P500種株価指数は前営業日比0.4%安の3140.98。ダウ工業株30種平均は112.59ドル(0.4%)安の28051.41ドル。ナスダック総合指数は0.5%低下。米国債市場では10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.78%。

  ユニジェスチョンのシニアポートフォリオマネジャー、ディディエ・アンサマテン氏は米国の感謝祭翌日とあってトレーダーの多くが市場に参加しておらず、「流動性が非常に低い」と指摘した。

  ニューヨーク原油先物相場は大幅続落。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟産油国は一段の減産に動かない可能性が示唆された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は2.94ドル(5.1%)安の1バレル=55.17ドルで終了。週間ベースでは4.5%安と、10月初旬以来の大幅安となった。ロンドンICEの北海ブレント1月限は、1.44ドル安の62.43ドル。1月限はこの日が最終取引日となった。

  ニューヨーク金先物相場は反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.8%高の1オンス=1472.40ドルで終了。月間ベースでは3%近い下げとなった。

原題:U.S. Stocks Drop From Record Highs; Crude Declines: Markets Wrap(抜粋)

Oil Posts Worst Decline in 2 1/2 Months on Bearish OPEC Signals(抜粋)

Gold Rises as Dollar Falls, Paring Steepest Monthly Loss in Year(抜粋)

◎欧州債:イタリア債、月間で1年半ぶり大幅下落

  29日の欧州債市場では、ドイツ債が下落。一時の上げを消し、利回り曲線のフラット化が長期債主導でやや巻き戻された。イタリア債はほぼ変わらずだったが、月間では2018年5月以来の大幅な下げとなった。

  • イタリア10年債利回りは月間で31ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇
  • ドイツ債は米国債に1bpアウトパフォーム。大半のユーロ圏中核国債は準中核国債にアンダーパフォームした
  • 英国債は下落したが、年限の長い国債は堅調だった。英政府は来年1-3月の発行計画を明らかにした
  • ドイツ10年債利回りは1bp上げてマイナス0.35%、英10年債利回りは2bp上げて0.70%、イタリア10年債利回りは変わらずの1.24%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:BTPs Eye Biggest Monthly Fall in 18 Months; End-of-Day Curves(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE