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ルノー・日産・三菱自連合が経営効率化で合意-アライアンスに前進も

  • 促進すべき重要プロジェクトなど全会一致で合意、数週間内に公表へ
  • 3社経営トップの合議体の調整・進行役を務める事務局長も近く選任

仏ルノー、日産自動車と三菱自動車は29日、3社連合(アライアンス)の経営効率化の推進で合意したと発表した。3社の戦略などを協議する場であるアライアンスオペレーティングボードに新たに事務局長を任命する。資本関係の見直し議論や日産のトップ人事を巡る混乱などで停滞していたアライアンスがようやく前に進み始めた。

  アライアンスの発表によると、3社は28日にフランスで開催された同ボードの会合で今後のアライアンスが取り組むべき課題に関する相互認識や効率向上について議論。促進すべき重要なプロジェクトなどについて全会一致で合意した。

  プロジェクトには各社にとってアライアンス効果の最大化を図るための具体的な計画などが含まれているといい、今後数週間に詳細を公表するとしている。その一環として同ボードで今後始動するプロジェクトの調整、進行役を務める事務局長を近く選任する。

  会社法違反(特別背任)などの罪で起訴されたカルロス・ゴーン被告が長年、アライアンスで権力を自身に集中させていた反省を受けて今年3月に同ボードは設立された。当初は3社のCEOとルノーからはジャンドミニク・スナール会長も加わり4人で構成していた。

  今回の会合にはスナール氏と日産の内田誠次期社長、三菱自動車の益子修会長、ルノーのクロチルド・デルボス暫定CEOのほか、3社のナンバー2クラスの経営幹部を含む計8人が参加した。

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