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中国企業のデフォルト、景気減速で2020年も増加-ムーディーズ

  • 新規デフォルトは40-50社、今年の35社を上回る見通し
  • 金額ベースでは計2000億元を下回り、中国債券市場の1%弱相当か

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、デフォルト(債務不履行)に陥る中国企業の数が来年も引き続き増加するとの見通しを示した。経済成長が減速するほか、負債を抱えた企業への政府支援が抑制されるとみている。

  大中華圏クレジット調査・分析責任者の鍾汶権氏によると、ムーディーズは2020年の新規デフォルトが40-50社と、今年の35社から増加すると予想。金額ベースでは計2000億元(約3兆1160億円)を下回り、中国債券市場の1%弱相当との見方も示した。

Chinese high-yield bonds made gains even as defaults rose

  同氏は27日、香港での会議で「規制当局の意図は、モラルハザードを減らす」と同時に、デフォルトが「社会経済の安定性を損ねたりシステミックリスクを引き起こしたりしない」よう万全を期すことだとの見方を示した。

  中国の規制当局は14年に、オンショア市場での選択的デフォルトを容認し始めた。国盛証券によると、4年前の国有企業初の社債デフォルト以降、今年10月末までのデフォルトは22社、計484億元相当。

  中国天津市が保有している天津物産集団は先週、ドル建て債市場で事実上のデフォルトに陥り、公有企業としては初の債務再編計画を提示した。

原題:
Chinese Defaults to Rise in 2020 as Economy Slows, Moody’s Says(抜粋)

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