コンテンツにスキップする

米中対立はすぐには解消されず-27兆円規模のカナダ年金基金トップ

カナダ2位の年金基金ケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)のマイケル・サビア最高経営責任者(CEO)は、約11年前の就任時に最高潮だったグローバリゼーションがここに来て勢いを失いつつあり、投資家はそれに適応する必要があると話した。

  来年2月にCDPQのCEOを退任するサビア氏は、世界が影響力のある巨大な地域に分裂しつつあると指摘。「中国と米国の対立はすぐには解消されない。それは世界貿易のパターンを多少変えると思う。技術の進化や5Gを巡る幾つかの重要な事柄を変えていく可能性がある」とモントリオールでの講演後に記者団に語った。

Key Speakers At The Canada Economic Summit

マイケル・サビア氏

写真家:ケビン・ヴァン・パーセン/ブルームバーグ

  ケベック州の年金基金を運用するCDPQはサビア氏の就任以来、グローバル市場への進出を拡大してきた。同基金のグローバル市場での運用比率は2009年時点の36%から現在は約64%に上昇。こうした国際分散投資に支えられ過去10年の年間リターンはプラス9.9%となり、運用資産は3267億カナダドル(約27兆円)に拡大した。

原題:
Head of $247 Billion Fund Says China-U.S. Tension Here to Stay(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE