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ECB将来予測と担保評価、気候変動リスク反映する必要-仏中銀総裁

  • 気候変動とエネルギー移行の経済への影響は今後一層強まると総裁
  • 気候変動で担保の証券価値が変わり得るとビルロワドガロー氏

欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、フランス銀行(中銀)のビルロワドガロー総裁は、ECBが気候変動やエネルギーの移行を考慮して将来予測や担保の評価を行うべきだとの見解を示した。

  同総裁はフランス紙ラクロワとのインタビューで、「気候変動とエネルギー移行は既に経済活動と物価に影響を及ぼしており、その影響は今後一段と強まるだろう」と発言。「われわれはこの側面をECBの経済予測モデルに取り入れるべきだ」と指摘した。

  ラガルド氏がECBの新総裁に就任して以降、ECB当局者は気候変動の問題をより強く意識するようになり、関連するコメントも多い。クーレECB理事は28日、中銀は気候変動対策の先頭に立つことはできないが、支援できるとコメントした。

  ビルロワドガロー総裁は「気候変動に伴い、われわれが金融政策の保証、すなわち担保として受け入れる証券の価値は、その資産が気候リスクによって脅かされるかどうかで変わり得る。こうしたリスクを考慮すべきだ」と語った。

原題:ECB Forecasting Should Incorporate Climate Change, Villeroy Says(抜粋)

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