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アップル「エアポッド」生産の中国・立訊、株価3倍超に-アジア首位

  • 立訊はエアポッドの製造需要拡大から最大の恩恵を受けている
  • ウエアラブル機器はiPhoneに代わる成長けん引役となる見通し

中国の立訊精密工業の株価は年初来で3倍余りに上昇し、アジア太平洋地域で取引される全ての主要銘柄で最高のパフォーマンスを記録している。立訊が組み立てを行っている米アップルの製品「エアポッド」の重要性が浮き彫りになった。

  ワイヤレスイヤホン市場で50%のシェアを占めるエアポッドは、急速にアップルの重要な成長けん引役となっている。ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、ジョン・バトラー氏は、ウエアラブル機器の年初来の伸びは41%と、アップルで最も急成長しているカテゴリーであり、「iPhone(アイフォーン)」に代わりハードウエア販売の成長けん引役になりつつあると指摘した。

Shares of Luxshare are outperforming Asian peers and even Apple

  クレディ・スイスのアナリスト、カイナ・ウォン氏によると、エアポッドの出荷台数は2019年に6000万台に倍増し、20年には9000万台、21年には1億2000万台に増加すると見込まれている。立訊は製造需要拡大の最大の恩恵を受けており、MSCIアジア太平洋指数とMSCI中国指数の構成銘柄で最高の年初来パフォーマンスとなっている。

  エアポッドが立訊の18年の売上高に占める割合は26%だったが、20年には最大50%まで拡大する見通しだと、HSBCのアナリスト、フランク・フー氏が指摘。また、立訊は10月に発売された上位機種「エアポッド・プロ」の唯一のサプライヤーだとし、同モデルが来年のエアポッド出荷の最大25%を占めると同氏は予想している。

原題:Asia’s Best Stock This Year Is Key to Apple’s Future Growth(抜粋)

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