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債券下落、中短期債売りの流れ継続-長期金利は2週間ぶり高水準

更新日時

債券相場は下落。前日の2年利付国債入札が低調となり、中短期債を中心に売りが優勢となった地合いが続いた。新発2年債利回りは3週間ぶりの高水準を付ける場面があったが、午後に入って下げ渋った。

  • 新発10年債利回りは一時前日比2べーシスポイント(bp)高いマイナス0.075%と15日以来の水準まで上昇
  • 新発2年債利回りは一時マイナス0.165%と3週間ぶり、新発5年債利回りは一時マイナス0.17%と2週間ぶりの水準までそれぞれ上昇
  • 長期国債先物12月物の終値は13銭安の153円16銭。午前に153円07銭まで下落したが、その後はやや下げ渋った

市場関係者の見方

大和証券の小野木啓子シニアJGBストラテジスト

  • 昨日の2年債入札結果が弱めだったので、朝方はイールドカーブ手前の軟調地合いが続いた
  • 日銀の国債買い入れオペ運営方針は回数、額とも前月から据え置きを予想
  • 来週は内外ともイベントが多いので、売り一巡後の先物相場がどこまで戻るかに注目

三井住友アセットマネジメントの深代潤執行役員

  • このところ手がかり材料難が続いており需給だけで動いている
  • 来週は米ISM製造業景況感指数や雇用統計が公表されるので、米製造業が回復に向かうのか注目
  • 米景気が良くなれば債券相場の調整は長期化へ
長期国債先物12月物の日中取引推移

12月のオペ計画

  • 日銀が午後5時に当面の長期国債等の買い入れの運営についてを公表
  • SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト
    • 変更がありそうなのは5日に減額した10-25年のレンジ。現状500億~2000億円のレンジで中央値1250億円だが、これを1000億円にするため上限をカットするか、下限をゼロにしてスキップを示唆する可能性
    • 現段階で10-25年のスキップを示唆するというカードを切るのももったいないように思われ、上限を500億円カットする可能性の方が高い
  • 備考:日銀、11月の主要な長期国債買い入れは変更なしー物価連動債は増額

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.180%-0.185%-0.085%0.250%0.405%0.445%
前日比横ばい+0.5bp+1.0bp横ばい+0.5bp+1.0bp
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