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ティックトック、動画で中国の弾圧非難した米少女のアカウント復旧

  • メークの手ほどき動画、実はウイグル族イスラム教徒弾圧を非難
  • 「人的な管理ミス」によって動画は削除されたとティックトック
Inside TikTok Creator's Lab Event
Photographer: Shiho Fukada/Bloomberg
Inside TikTok Creator's Lab Event
Photographer: Shiho Fukada/Bloomberg

中国・新疆ウイグル自治区での中国政府の行動を批判する動画を動画共有アプリ「ティックトック」に投稿し、動画が拡散した後にアカウントを停止されていた米国の10代の少女がツイッター投稿で、ティックトックがアカウントを復旧させ、陳謝したことを明らかにした。

  ニュージャージー州在住のフェローザ・アジズさんが投稿した一連の動画は、最初はメークのコツの紹介で始まるが、その後、ウイグル族のイスラム教徒に対する中国政府の弾圧を痛烈に非難する内容に変わる。

  動画の1つでアジズさんは「まずは、まつ毛カーラーを手に取り、まつ毛をカールさせた後にそれを置き、今使っているスマホを使って中国で今何が起きているかを調べてみて」と呼び掛けている。

  アジズさんはCNNとのインタビューで、「メークの手ほどきのように作ったら、みんなが見たがるんじゃないかと思った」とし、「ストレートにウイグル族のイスラム教徒について語った動画は削除された」と説明した。

  中国のバイトダンス(字節跳動)が運営するティックトックはアジズさんの拡散動画は「人的な管理ミス」によって削除されたと釈明。アジズさんのアカウントは、国際テロ組織アルカイダの指導者だった故ウサマ・ビンラディン容疑者の画像を含む動画投稿というガイドライン違反により停止されたと発表資料で説明した。ただ、動画自体はルールに反しておらず、削除されていた時間は計50分だけだったが、削除すべきでなかったとした。同社はコンテンツ管理プロセスを広範に見直していることを明らかにした。

原題:TikTok Restores Account of User Who Criticized China on Uighurs(抜粋)

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