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中国内外の製薬会社、平均61%の値下げ受け入れ-医療保険リスト入り

  • 中国は約70の医薬品を基本医療保険に追加適用
  • アストラゼネカの貧血治療薬やロシュの肺がん治療薬などがリストに

中国国家医療保障局は28日、約70の医薬品を国が運営する基本医療保険に追加適用すると発表した。メーカー側は中国国内で販売する新薬の一部の価格を平均61%引き下げることで合意した。

  国家医療保障局がウェブサイトに掲載した声明によると、数カ月に及ぶ価格交渉の末、70前後の医薬品が新たに保険適用されることになった。

  国内外の大手メーカーは世界2位の中国市場へのアクセスを得るため、大幅値引きでも保険適用される医薬品リストに自社製品を載せることに意欲的だ。中国の医薬品市場は1320億ドル(約14兆4500億円)に上る。中国政府は厚みを増す中間層にできるだけ早く、かつ安価に最良の医薬品を提供することを目指している。

  人口14億人の95%を対象とし、2兆3400億元(約36兆4400億円)規模を有する中国の医療保険基金は保険制度の破綻を防ぐため大幅な値下げを求めている。

  リストに掲載された医薬品には米国よりも前に中国で承認されたアストラゼネカの貧血治療薬「ロキサデュスタット」や、ロシュ・ホールディングの肺がん治療薬「アレセンサ」が含まれる。

原題:Drugmakers Cut Prices 61% to Get on Coveted China List (1)(抜粋)

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