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ECBレビュー、インフレ目標の対称性明確化必要-フランス中銀総裁

  • 金融、マクロプルーデンス政策の垣根取り除くべきかどうか検証必要
  • 気候変動を金融政策分析にどのように組み込めるかも検討すべきだ

欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、フランス銀行(中銀)のビルロワドガロー総裁は28日に都内で講演し、ECBが予定する金融政策レビューを歓迎し、インフレ目標の明確化を最優先すべきだとの認識を示した。

  今月就任したラガルド総裁は、ECBの戦略評価を近いうちに開始すると表明。ラガルド氏は詳細を明らかにしていないが、優先順位の決定を巡り政策担当者の間で駆け引きが始まっている。

  ビルロワドガロー総裁は「まず第一の目標である物価安定の定義について、特にわれわれのさまざまな対象期間とシンメトリー(対称性)へのコミットメントを明確にする必要がある」と語った。

  同総裁はまた、金融政策とマクロプルーデンス政策の垣根を取り除くべきかどうかや、ECBの金融政策分析に気候変動をどのように組み込めるかも検討対象とすべきだと提言した。

  ECBのツールキットが何年も拡大を続ける状況を受け、「リスクを最小限に抑える手段の適切な組み合わせを選択しつつ、われわれの物価安定目標が要求する金融スタンスを実現するために金融政策決定にアプローチすることが理にかなう場合もあるだろう」とビルロワドガロー氏は述べた。

原題:ECB Should Clarify Inflation Goal Is Symmetrical, Villeroy Says(抜粋)

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