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米大統領選挙巡る懸念がオプション市場で点滅-ゴールドマン

米ゴールドマン・サックス・グループによると、米国のオプション市場は来年の株一斉売りに対する投資家の懸念の高まりを示している。売りは少なくとも部分的には米大統領選挙が原因になるとみられる。

  デービッド・コスティン氏らストラテジストは25日のリポートで、「投資家が大統領選挙の結果について考えを巡らすのに伴って、オプション市場が示唆する来年末のS&P500種株価指数の水準が幅広くなっている」 と指摘した。オプション価格は現在、S&P500種が来年末に3400を超えている確率を22%を織り込んでいるが、2600を下回って年を終える確率も28%織り込んでいる。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、プットオプションの価格がコールオプションを上回ると上昇する「スキュー」への需要の指標は1年物の過去の平均を上回っている。

Election Risk

U.S. stock option pricing shows investor concern growing about election

  最近数週にはポール・チューダー・ジョーンズ氏やレオン・クーパーマン氏など多数の著名投資家が、民主党のエリザベス・ウォーレン氏かバーニー・サンダース氏が大統領選に勝利した場合の株売りリスクを警告した。一方、RBCキャピタル・マーケッツなどはそのような懸念は行き過ぎだとしている。

  ゴールドマンは大統領選挙結果の予測はしていないとし、コスティン氏はS&P500種の来年末の目標を3400としている。

  ゴールドマンによると、異なる満期のオプションスキューは投資家が選挙結果よりもそれまでの過程を懸念していることを示している。指標は9、10月の方が11、12月よりも高いという。

  「これは、11月の不確実性が解消された後の選挙後の相場上昇に備えた投資家ポジションを反映している公算が大きい」とストラテジストらは分析している。

原題:Goldman Sees U.S. Election Concerns Flash in Options Market (1)(抜粋)

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