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北朝鮮がミサイル2発発射、EEZ外に落下-今年13回目

更新日時
  • 2発はいずれも高度約100キロ、飛行距離約380キロ-河野防衛相
  • 安倍首相が迅速な情報提供、不測の事態に備えた万全態勢など指示
A woman watches a news program reporting North Korea's firing unidentified projectiles with a file image of North Korean leader Kim Jong Un, in Seoul, South Korea, Thursday, Nov. 28, 2019. 

A woman watches a news program reporting North Korea's firing unidentified projectiles with a file image of North Korean leader Kim Jong Un, in Seoul, South Korea, Thursday, Nov. 28, 2019. 

Photographer: Lee Jin-man/AP
A woman watches a news program reporting North Korea's firing unidentified projectiles with a file image of North Korean leader Kim Jong Un, in Seoul, South Korea, Thursday, Nov. 28, 2019. 
Photographer: Lee Jin-man/AP


政府は28日、北朝鮮から2発の弾道ミサイルが発射され、日本の排他的経済水域(EEZ)外の日本海に落下したものと推定されると発表した。北朝鮮によるミサイル発射は10月31日以来で今年5月4日以降で13回目。

  河野太郎防衛相によると2発はいずれも高度約100キロ、飛行距離は約380キロ。河野氏の発言をNHKがウェブサイトで中継した。政府は直後に国家安全保障会議を開き、対応を協議した。

  韓国軍合同参謀本部の発表では、北朝鮮は飛翔体2発を現地時間午後4時59分に咸鏡南道の連浦から発射した。河野防衛相によると、日本政府は北朝鮮に抗議した。

  安倍晋三首相は北朝鮮の弾道ミサイルの発射は「わが国のみならず、国際社会に対する深刻な挑戦」と指摘した上で、「引き続き米国や韓国等、国際社会と連携しながら国民の生命、財産を守りぬくために警戒監視等、全力を挙げる」との考えを示した。官邸での記者団への発言をTBSがウェブサイトに掲載した。

  北朝鮮は2016年から17年にかけ、核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)級を含めた弾道ミサイル発射を繰り返し実施。17年11月に米国全体を射程に入れたとするICBM「火星15」発射後に「核戦力の完成」を宣言していた。

  18年以降は3回の米朝首脳会談を行うなど対話路線に転じていたが、19年に入ると弾道ミサイル発射を再開。このうち、10月2日のミサイルについて北朝鮮は新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)だったと発表している。

(情報を追加し、更新しました。)
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