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米国株が最高値-経済指標堅調でリスクオン

更新日時

27日の米株式相場は上昇し、連日の最高値更新となった。リスクオンの地合いがこの日も続いた。米国債相場は下落し、利回りが上昇した。

  • 米国株は最高値更新、堅調な経済指標受けリスクオン
  • 米国債は下落、10年債利回り1.77%
  • NY原油は反落、米国で在庫が増加
  • NY金は反落、堅調な経済指標や米中貿易合意への楽観で

  S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均、ナスダック総合指数は3日連続で終値ベースの最高値を更新した。7-9月(第3四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値と新規失業保険申請件数は、共に市場予想よりも良い内容となった。

  Eトレード・ファイナンシャルの投資戦略担当バイスプレジデント、マイク・ローウェンガート氏は「きょう発表されたGDP改定値には明るい内容が多く存在する。特に言えるのは個人消費の力強さだ」と指摘。米経済は「底堅い」と述べた。

  S&P500種指数は前日比0.4%高の3153.63。ダウ平均は42.32ドル(0.2%)上げて28164.00ドル。ナスダック総合は0.7%上昇し8705.18。ニューヨーク時間午後4時42分現在、米国債市場では10年債利回りが2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.77%。

  投資家らは株式市場に対する楽観を維持する理由を見つけようと、米中貿易協議の進展状況や企業決算に注目している。

  UBSアセット・マネジメントのマクロ資産配分戦略ディレクター、ジュハ・セパラ氏は「ここ4-6週間は同じような状況が続いている」とし、「曇り空に晴れ間が見え始めている。全てが明るい状況ではないが、前向きな兆候は見られる」と述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は反落。米国で生産が過去最高に達した一方、製油需要が減少。それにより在庫が増加した。米エネルギー情報局によれば、米原油在庫は先週157万バレル増加。生産は日量1290万バレルに達した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は30セント(0.5%)安の1バレル=58.11ドル。ロンドンICEの北海ブレント1月限は21セント下げて64.06ドル。

  ニューヨーク金先物相場も反落。堅調な米経済指標や米中貿易合意に対する楽観から、逃避先としての金の需要が後退した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は6.60ドル(0.5%)安い1オンス=1460.80ドル。

原題:Stocks Surge to Record Highs; Treasuries Decline: Markets Wrap(抜粋)

Oil Sinks as U.S. Inventories, Crude Production Grow

PRECIOUS: Gold Slides on Upbeat U.S. Data; Palladium Hits Record

(第5、6段落を追加し、更新します)
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