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中南米の政情不安、通貨に波及-ブラジル・コロンビア・チリで最安値

  • 「中南米版アラブの春」と呼ぶのは一理ある-ベアリングス
  • 比較的静かなブラジル、中銀は2日間で3度目の介入

27日の外国為替市場では、中南米通貨の下落がエスカレート。取引高の大きい3通貨は過去最安値を更新した。

  コロンビア・ペソは4日続落。同国のドゥケ大統領は、反政府デモの沈静化を試みたが失敗した。暴動が続くチリではペソが下落した。ブラジルは激しい政局の混乱を免れているが、通貨レアルは最安値をつけ、中銀は2日間で3度目の介入を余儀なくされた。

Three Latin American currencies hit record lows

  チリ・ペソは過去1カ月間で11%安。同国では1990年の民政復帰以降で最悪の暴動が広がっており、経済成長が停滞する恐れがある。コロンビアではこの1週間にデモが全国に拡大した。

  米ベアリングスのマネーマネジャー、オモトゥンデ・ラワル氏(ロンドン在勤)は「中南米版『アラブの春』と呼ばれるのは一理ある」と指摘、「通貨は各国特有の出来事に応じて調整している」と説明した。

原題:Latin American Currencies Hit Record Lows as Drop Turns to Rout(抜粋)

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