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米個人消費、10月は実質ベースで低い伸び-控えめな四半期示唆

更新日時

10月の米個人消費はインフレ調整ベースで小幅な伸びにとどまり、10-12月(第4四半期)の米経済が控え目なスタートを切ったことを示唆した。

キーポイント

  • 10月の個人消費支出(PCE)は前月比0.3%増-市場予想に一致
    • 前月は0.2%増
    • インフレ調整後の実質個人消費支出は前月比0.1%増-2月以来の低い伸び、自動車需要の低下を反映
    • インフレ調整後の実質可処分所得は0.3%減少-2015年以来の大幅減
  • 10月の個人所得は前月比変わらず-市場予想は0.3%増

Cautious Consumers

Household spending in U.S. was the weakest since February last month

Source: Bureau of Economic Analysis

インサイト

  • 個人消費は米国内総生産(GDP)の約7割を占める
  • 10月のPCEは、年末商戦を間近に控える中で消費が抑制されたことを示唆。このままいけば第4四半期の個人消費は第2四半期(4.6%増)や第3四半期(2.9%増)よりペースダウンする
  • ウェルズ・ファーゴのシニアエコノミスト、サラ・ハウス氏:
    • 賃金増加に言及、「全体的に見て個人消費動向はかなり良好だと、引き続き認識している」とコメント
    • 「製造業部門が安定しつつある兆しが見えてきた」

詳細

  • PCE価格指数は前月比0.2%上昇、前年比では1.3%上昇-いずれも市場予想を下回る
    • 食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数は前月比0.1%上昇、前年比1.6%上昇
    • 金融当局は2%のインフレ目標に関して公式には全項目を対象としたPCE総合価格指数を基準としているものの、当局者らは基調的な物価動向をより適切に示す指標としてコア指数に注目している
  • 賃金・給与は前月比0.4%増(前月0.1%増)
  • 貯蓄率は7.8%と、前月(8.1%)から低下
  • 統計表

原題:U.S. Economy Off To Modest Start in Quarter as Consumers Tepid (1)(抜粋)

U.S. Oct. Personal Spending Rose 0.3% M/m; Est. 0.3%(抜粋)

(統計の詳細やエコノミストのコメントを追加し、更新します)
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