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ディア株下落、来年度の見通しが市場予想下回る―貿易戦争で需要後退

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米農機メーカーのディアは来年度(2020年10月終了)の業績に関して、市場予想よりも慎重な見通しを示した。貿易を巡る米中間の緊張などが影響し、最大の顧客である北米の農家が大型機械の購入を控えていることが背景。株価は大きく下落した。

  ジョン・メイ最高経営責任者(CEO)は2020年度通期の純利益について、27億-31億ドル(約2950億-3400億円)との予想を示した。アナリスト予想の平均は34億6000万ドルだった。  

  20年度の農機・芝刈り機の世界売上高は5-10%減を予想。北米における大型機械の需要減が影響している。建設・林業機械の売上高も10-15%減を見込んだ。

  8-10月(第4四半期)については、売上高が市場予想を上回り、利益については予想とほぼ一致した。調整後の1株利益は2.14ドル(前年同期2.30ドル)。アナリスト予想の平均は2.13ドルだった。売上高は4.3%増の87億ドル。

  27日の米株式市場で、ディアの株価は一時5.4%安の166.43ドル。

原題:
Deere Outlook Disappoints as Trade War Keeps Farmers Frugal (3)(抜粋)

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