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シティ、英金融当局から62億円の罰金-資本状況で不正確な報告

  • 英中銀PRAが科した罰金で過去最大、不正確な報告が4年半続く
  • 報告準備はブダペスト、ムンバイの従業員に依存、ガバナンスに不備

シティグループは資本と流動性の水準について数年にわたり不正確な報告をしていたとして、英当局から4400万ポンド(約62億円)の罰金を科せられた。

  英イングランド銀行(中央銀行)の健全性規制機構(PRA)が科した罰金としては過去最大。PRAは26日の発表で、シティの英3部門が2014年6月-18年12月に当局に資本状況を報告する際に使ったシステムに重大な欠陥が認められた上、内部のガバナンスにも不備があったと指摘。この過誤で「リターンに重大な、または重大となり得る影響があった」と続けた。

  英中銀副総裁でPRA最高経営責任者(CEO)を兼務するサム・ウッズ氏は発表文で、シティは「当局への報告のガバナンスと監督についてシステム上重要な銀行に求められる基準を満たしていなかった」と述べた。

  PRAが指摘した問題は、シティにとって世界で最も重要な部門の一つであるロンドン拠点のシティグループ・グローバル・マーケッツなどで発生した。同部門は米国外のトレーディングおよび合併・買収(M&A)助言などの業務の拠点で、届け出によると、昨年末時点で数千億ドルの資産を保有していた。PRAによると、当局報告についてはロンドンの規制担当チームが最終的な確認と承認に責任を持っていたものの、準備はブダペストとムンバイの従業員にほぼ任せっきりだった。

  シティは発表文で「PRAが指摘した過去の当局報告の問題は完全に修正済みで、可及的速やかに問題を決着させた」と説明した。

原題:
Citigroup Hit With Record U.K. Fine for Incorrect Reporting (1)(抜粋)

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