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米J&Jの76億円賠償義務認定、州控訴裁が支持-リスパダール訴訟

  • リスパダールの副作用による女性化乳房症で男性の家族が提訴
  • 懲罰的損害賠償も検討されるべきだとして下級裁判所に差し戻す

米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のヤンセン部門の統合失調症薬「リスパダール」による副作用で乳房が女性化したとしてテネシー州在住の男性の家族が起こしていた訴訟で、ペンシルベニア州の控訴裁判所は26日、J&Jに7000万ドル(約76億4000万円)の補償的賠償義務があると認定した一審の陪審評決を支持した。

  同裁判所はさらに、懲罰的損害賠償も検討されるべきだとして、一審が行われたフィラデルフィアの州裁判所に差し戻した。これにより賠償金額がさらに膨らむ可能性が出てきた。

  リスパダールの副作用による女性化乳房症を巡っては、メリーランド州在住の男性が起こしていた訴訟でペンシルベニア州裁判所の陪審が先月、80億ドルの懲罰的損害賠償金を支払う義務があると認定した。J&Jとヤンセンの今年の証券当局への届け出によると、リスパダールを巡る訴訟は1万3000件を超える。

  J&Jの広報担当ジェイク・サージェント氏は26日、さらなる上訴の選択肢を検討するとし、「評決は記録上の事実および適用される法律に反するものだとするわれわれの立場は変わらない」と電子メールでコメントした。

原題:
J&J Can’t Get $70 Million Risperdal Award Tossed on Appeal (1)(抜粋)

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