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富裕税の導入には反対、富裕層の増税は賛成-ブルームバーグ氏

  • 自身の税制案は示さなかったが近く明らかにするとブルームバーグ氏
  • ブルームバーグ氏は納税申告書を公表する-陣営スポークスマン

2020年米大統領選の民主党候補指名争いで、24日に出馬を表明したマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長は、「自分のような富裕層への課税」には賛成だが、ライバルのエリザベス・ウォーレン、バーニー・サンダース両上院議員が提唱する富裕税の導入には反対すると表明した。

Democratic Presidential Candidate Mike Bloomberg Meets Voters And Elected Officials In Norfolk, Virginia

マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(25日)

撮影:ドリュー・アンジェラー/ゲッティイメージズ

  ブルームバーグ氏は、選挙キャンペーン2日目となるアリゾナ州フェニックスでの遊説で、自身の税制案は提示しなかったが、近く明らかにすると発言。17年税制改革の法人減税は企業の競争力向上という観点から必要だったが、富裕層減税は「不要」だったとし、ニューヨーク市長在任中に公共サービスの財源の一部に充てるため市税を引き上げた経緯に言及した。

  同氏は「私は増税を行ったが、結果的に非常にうまくいった。市民は増税に不満だったが、2年後に大差で再選された」と語った。

  ブルームバーグ氏は来年3月17日のアリゾナ州の民主党予備選に立候補するために必要な書類を提出した。

  ブルームバーグ陣営のスポークスマン、マーク・ラボーニャ氏は、ブルームバーグ氏が納税申告書を公表すると述べたが、何年分の納税申告書を公開するかや、いつ公表するかは明らかにしなかった。

  ウォーレン議員は25日、2018年度までの11年分の納税申告書を既に公表しており、08年に公職に就く前に教授や破産弁護士として活動していた時期の納税申告書を公開する計画はないとしている。

  トランプ大統領は納税申告書の公表を拒否し、民主党の候補者から批判を浴びている。サンダース氏は10年分の納税申告書を公開。バイデン前副大統領は21年間分を公表した。インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブティジェッジ氏は、マッキンゼーでコンサルタントを務めていた07年までさかのぼって公開した。

  ブルームバーグ氏はブルームバーグ・ニュースの親会社ブルームバーグ・エル・ピーの創業者で、過半数の株式を保有している。

原題:Bloomberg Says He Should Pay More Taxes But Opposes Wealth Levy(抜粋)

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