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債券は上昇、超長期債への需要強いとの見方-利回りフラット化続く

更新日時

債券相場は上昇。米国長期金利の低下や、月末に向けて投資家が保有債券の年限を長期化させる買いへの期待のほか、前日の40年債入札が強い結果となった流れも継続し、超長期債を中心に買い圧力が掛かった。利回り曲線は前日に続いてフラット(平たん)化した。

  • 新発10年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.115%と、21日以来の水準に低下
  • 新発20年債利回りは0.235%、新発30年債利回りは0.385%、新発40年債利回りは0.415%、いすれも4営業日ぶりの低水準
  • 長期国債先物12月物の終値は24銭高の153円56銭。午後に上げ幅を拡大し、取引終盤に153円57銭まで上昇

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 月末の年限長期化に向けた買い需要もあるが、前日の40年債入札の結果が想定外に強かった勢いが続いている
  • 売られる局面では30年債を中心に買いが入っている感があり、超長期債への需要は根強い
  • 一方、日本株の上昇やじわじわと円安傾向になる中で、いったん利益確定の売りも出やすいタイミング
長期国債先物12月物の日中取引推移

日銀買いオペ

  • 対象は残存期間1年以下、5年超10年以下、物価連動債。買い入れ額はそれぞれ前回オペから据え置き
  • 残存5-10年の応札倍率は2.96倍、前回は2.99倍
  • パインブリッジの松川氏
    • 長期ゾーンのオペ結果にサプライズはなかった
  • 備考:過去の日銀オペ結果の一覧

背景

  • 26日の米国債市場では、月末の保有債券の年限長期化を狙った買いが優勢となり、米10年国債利回りは1bp低い1.74%程度で終了。この日の時間外取引でも1.74%付近で推移
  • 東京株式相場は上昇。日経平均株価の終値は0.3%高の2万3437円77銭

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.200%-0.215%-0.115%0.235%0.385%0.415%
前日比-1.0bp-1.5bp-1.5bp-2.0bp-2.5bp-2.5bp
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