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デル、通期売り上げ見通しを下方修正-インテル製部品が不足

更新日時
  • 8-10月期の売上高は1%増の229億ドル-予想をやや下回る
  • 総負債のうち約11億ドルを8-10月期に返済

デル・テクノロジーズは26日、通期の売り上げ見通しを下方修正した。新しいパソコンに対する企業からの需要は力強いものの、インテルから供給される部品の不足が響いている。さらに企業顧客向けサーバーの販売で地政学的および経済的な不確実性が重しとなっている。

  トム・スイート最高財務責任者(CFO)はアナリストとの電話会議で、2020年1月通期の調整後売上高が918億-925億ドル(約10兆200億-10兆1000億円)になるとの見通しを示した。8月時点では930億-945億ドルを見込んでいた。

  インテルは先週、供給がタイトな中で在庫が限られていることを挙げ、顧客への部品納入で困難に直面していると説明していた。スイートCFOは、これがデルにとって重要な市場である企業顧客向け商業用コンピューターの今四半期の生産能力に影響を及ぼす見込みだと指摘した。

  地政学的な緊張や貿易摩擦でサーバー需要は減少しており、8-10月(第3四半期)は中国および大口企業顧客向けの販売低迷でサーバー・ネットワーク機器の売り上げが16%減少した。

Trading On The Floor Of The NYSE As Stocks Tumble

マイケル・デル最高経営責任者(CEO)

写真家:マイケル・ネーグル/ブルームバーグ

  デルの株価は時間外取引で一時3%余り下落。通常取引終値は53.19ドルだった。年初来では8.8%上昇している。

  発表資料によると、8-10月期の調整後売上高は1.2%増の229億ドルとアナリスト予想の230億ドルをやや下回った。一部項目を除いた1株利益は1.75ドル。ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均は1.59ドルだった。デル幹部らは電話会議で、通期の1株利益見通しを7.25-7.40ドルに修正。従来見通しは6.95-7.40ドルだった。

  デルは直近の四半期に総負債のうち約11億ドルを返済。今年これまでの返済額は約35億ドルとなった。3年前にEMCを買収して以来、負債を180億ドル余り減らし、20年1月期に約50億ドルを返済する目標通りに進んでいるとした。

原題:
Dell Lowers Annual Sales Forecast on Intel Chip Shortages(抜粋)

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