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Photographer: Carla Gottgens

2018年の温室効果ガスの平均濃度、過去最高を更新-世界気象機関

Steam billows from the cooling towers of the Yallourn coal-fired power station operated by EnergyAustralia Holdings Ltd., a unit of CLP Holdings Ltd., in the Latrobe Valley, Australia, on Wednesday, April 29, 2015.
Photographer: Carla Gottgens

化石燃料の利用に伴う温室効果ガス(GHG)の排出抑制に着手すると、ほぼ全ての国が明言する中にあって、世界の大気中のGHG平均濃度が昨年、過去最高を更新したことが分かった。

  世界気象機関(WMO)が25日発表したもので、産業革命以降の平均気温上昇をセ氏2度未満に抑制するパリ協定の目標の達成が一層難しくなりつつある状況があらためて示された。

  科学者は二酸化炭素(CO2)と一酸化二窒素、メタンの平均濃度の上昇について、地球温暖化を加速させ、異常気象事象の発生の可能性が増えると警告している。CO2平均濃度は2018年に407.8ppm(1ppmは100万分の1)に達した。

  WMOのターラス事務局長は発表資料で、「パリ協定の下での全ての国のコミットメントにもかかわらず、温室効果ガスの大気中の濃度は低下はもちろん、伸び鈍化の兆候もない」と指摘した。

  最新のデータは、地球温暖化対策が進展を遂げているかどうかを巡り、実態把握の手掛かりとなる。国際エネルギー機関(IEA)は先に、18年の温室効果ガスの排出が2年連続の増加となり、40年まで増加する方向にあるとの予想を示した。

原題:Greenhouse Gases In Atmosphere Hit a Record Despite Vows to Cut(抜粋)

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