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昭電工:日立化株の取得検討、優先交渉報道受け-株価9%弱下落

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昭和電工は26日、企業価値向上を目的に日立化成の株式取得を含め常にさまざまな検討をしていると発表した。日立化に51%を出資する日立製作所が、日立化の売却を巡り昭電工に買収の優先交渉権を与えることを決めたとする日経新聞の報道を受けて、コメントを出した。

  昭電工はリリースで、当社が発表したものではなく、現時点で決定した事実はない、ともしている。

  日経の報道によると、昭電工は日立の保有分に加え、残りの49%も含めた日立化の全株式を買い付けることも視野に入れる。買収は株式公開買い付け(TOB)で実施する見通し。全株買い付けとなれば現在の株価にプレミアムを乗せ、買収額は9000億円規模になる可能性があると報じた。 

  昭電工のこの日の株価は一時前日比8.7%安の2818円まで下落した。一方、日立化は同17%高の4065円まで上昇し、3月11日以来の日中上昇率を付けた。日立も同3.6%高の4278円と高い。

  日立はインフラや情報技術(IT)の分野に経営資源を集中させるグループ再編を進めている。日立化の売却について、広報担当の久永禎氏は「当社から公表したものではない。企業価値向上に向けてさまざまな検討をしているが、現時点では何も決まっていない」と述べた。

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