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バイオテク株上昇、ノバルティスによる買収合意で業界のM&A期待

  • 心血管疾患治療薬を開発している企業の株価が最も上昇するとの見方
  • SPDR・S&PバイオテクETFは25日に一時4.4%上昇

25日の米株式市場で中小のバイオテクノロジー企業の株価が上昇。スイスの製薬会社ノバルティスが米メディシンズを97億ドル(約1兆600億円、完全希薄化ベース)で買収することで合意したことが手掛かり。医薬品業界では今年、大型の合併・買収(M&A)が相次いでいる。

  買収標的になる公算が大きいことを考えると、エスペリオン・セラピューティクスアマリンなど心血管疾患の治療薬を開発している企業の株価が最も上昇するとの見方が多い。ノバルティスと協議中とブルームバーグが報じる前の18日の株価終値に対し、メディシンズ買収額が45%の上乗せとなったことを踏まえ、ジェフリーズのアナリスト、マイケル・イー氏らは年末にかけてこの業界を一段と有望視している。

  イー氏はリポートで「ウォール街では今回の100億ドル規模の買収はかなり割高だと見方が大半だが」、心血管疾患治療薬や新しいクラスであるRNA干渉(RNAi)治療薬の開発を手掛ける企業には追い風だろうと指摘した。

  均等加重指数であるS&Pバイオテクノロジー・セレクト・インダストリー・インデックスに連動する成果を目指す上場投資信託「SPDR・S&PバイオテクETF」は25日に一時4.4%上昇。大型株に傾斜したナスダック・バイオテクノロジー株指数に連動する成果を目指す「iシェアーズ・ナスダック・バイオテクノロジーETF」は一時2.9%高となった。

Biotechnology ETFs are recovering from recent investor malaise

原題:
Biotech Rallies as Novartis’s $9.7 Billion Deal Revives Optimism(抜粋)

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