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米国株上昇、最高値更新-米中貿易協議を楽観

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25日の米国株相場は上昇。主要3指数全てが終値ベースでの最高値を更新した。米中貿易協議を巡る楽観や、活発なM&A(企業の合併・買収)が背景にある。

  • 米国株は上昇、主要3指数がいずれも過去最高値
  • 米国債は小幅高、10年債利回り1.75%
  • NY原油は上昇、中国が知財権侵害の罰則を強化と発表
  • NY金は下落、米中貿易協議が進展との見方で逃避需要後退

  S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均、ナスダック総合指数は全て最高値を更新。中国は24日、知的財産権の侵害に対する罰則を強化すると発表。米中貿易協議で合意がまとまる可能性を高めるとして、好感された。業種別ではテクノロジー株が上昇をけん引。

  M&Aでは、米金融サービス会社チャールズ・シュワブが同業のTDアメリトレード・ホールディングを買収することで合意。またフランスのLVMHモエヘネシー・ルイヴィトンは、米ティファニーの買収で合意した。

  EPウェルス・アドバイザーズのポートフォリオ戦略ディレクター、アダム・フィリップス氏は「市場や経済の見通しが良好でなければ、こうしたM&Aを目にすることはないだろう」と分析。「市場の見通しが明るいかどうかを見極める上で、注目できる分野だ」と述べた。

  S&P500種指数は前営業日比0.8%高の3133.64。ダウ平均は190.85ドル(0.7%)上げて28066.47ドル。ナスダック総合は1.3%上昇し8632.49。米国債市場では、ニューヨーク時間午後4時46分現在、10年債利回りが2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し1.75%。

  BMOウェルス・マネジメントの最高投資ストラテジスト、ユンユ・マ氏は「市場は第1段階の貿易合意実現を比較的楽観しているが、米中首脳が会談し正式な文書に署名するまで不確実性が残ることも明らかだ」と述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は上昇。一時の下げを埋め、プラス圏で引けた。中国が知財権侵害に対する罰則を強化すると発表したことで、米中貿易協議の進展を巡り楽観が広がった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は24セント(0.4%)上昇し1バレル=58.01ドル。ロンドンICEの北海ブレント1月限は26セント上げて63.65ドル。

  ニューヨーク金先物相場は下落。米中貿易協議が進展しているとの見方が広がり、逃避先としての金の需要が後退した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前営業日比0.5%安い1オンス=1463.80ドル。

原題:Stocks Rise to Records Amid China, Deals Optimism: Markets Wrap(抜粋)

Oil Rises as Optimism About U.S.-China Trade-War Truce Abounds

PRECIOUS: Gold Falls as China’s Steps on Trade Ease Haven Demand

(第6段落にコメントを追加し、更新します)
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