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ドル・円が上昇、香港民主派圧勝と米中交渉の進展観測でリスクオン

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は上昇。香港区議会選での民主派圧勝と米中貿易協議での進展観測を背景に、リスクオンがやや優勢となった。円は主要通貨に対して小幅ながら全面安。

ハイライト
ドル・円は午後3時42分現在、前週末比0.2%高の108円86銭。一時108円89銭と1週間ぶりのドル高値を付けた
ユーロ・円は0.2%高の1ユーロ=120円04銭。豪ドル・円相場は0.3%高の1豪ドル=73円97銭

市場関係者の見方

モルガン・スタンレーMUFG証券債券統括本部の加藤昭エグゼクティブディレクター

  • 香港の選挙で民主派が勝利すれば暴動は収束に向かう一方で政府との議論が白熱していくという、より平和的な展開が見込まれる。中国本土からの軍事介入リスクが後退し、株価やドル・円には下支え要因になるだろう
  • 中国による知的財産権侵害への罰則強化や米中貿易交渉の継続もドル・円が堅調な一因
  • ただ、米中が第1段階に合意して第2段階への展望が開けたりしない限り、109円台半ばを試すのは厳しい。108円台前半から109円前後の間で輸出入企業の売買が中心となる状況が続きそうだ

SBI証券債券営業支援室の相馬勉室長

  • 米中貿易協議に関する環球時報のニュースなど目先の材料に振らされて狭いレンジの中で行ったり来たりしている。いずれ手を握るはずとの希望的観測はあるが、実際に合意がみえないうちは大きくは動けない
  • リスクオンの流れではあるが、当面は109円台半ばまでがせいぜい。109円台に上げてもまた売られる展開が続くのではないか
ドル・円はじわり上げ幅を拡大

背景

  • トランプ米大統領、中国との貿易合意は近く「可能性は非常に高い」と発言-香港問題で複雑に
  • 中国と米国は第1段階の貿易合意に「非常に近い」-環球時報
  • 香港区議会選、民主派が地滑り的大勝利-投票総数は最高,、香港株は上昇
  • 日経平均株価は前週末比0.8%高の2万3292円で取引を終了
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