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債券上昇、日銀買いオペ結果受け買い優勢-あすの40年債入札は重し

更新日時

債券相場は先物や中長期債を中心に上昇。日本銀行が実施した国債買い入れオペの結果や、月末に向けて年金基金などの投資家から保有債券の年限長期化を狙った買いへの期待も相場を支えた。一方、あすに40年債入札を控えて超長期ゾーンの戻りは限定的となった。

  • 長期国債先物12月物の終値は5銭高の153円21銭。日銀買いオペ結果を受けて午後に一段高となり、15銭高の153円31銭まで上昇
  • 新発年10年債利回りは一時、1ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.095%まで低下
  • 新発40年債利回りは0.475%と18日以来の高水準を付けた後、一時0.455%まで戻す場面。新発30年債利回りも1週間ぶり高水準の0.44%から一時0.425%を付ける

市場関係者の見方

バンクオブアメリカ・メリルリンチの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • 日銀のオペ結果が強い内容となったため、午後は超長期債が買い戻された
  • 今週は年金のエクステンションなどもあり、押し目では買われやすい
  • 一方、あすに40年債入札を控え、財務省が来年度の発行計画で40年債の増額を検討との一部報道があり、超長期債に売り圧力が掛かりやすい面も
長期国債先物12月物の日中取引推移

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超5年以下と10年超。買い入れ額は全ゾーンで前回から据え置き
  • 応札倍率は残存3-5年、10ー25年、25年超が前回オペから低下した一方、1-3年は上昇。総じて売り圧力の弱まりが示された
  • 備考:過去の日銀オペの結果一覧

40年債入札

  • 12回債のリオープン発行、発行予定額は4000億円程度
  • BofAの大崎氏
    • 40年債への需要はそれなりにあるとは思うが、入札で出るのか、相場が弱くなってから買いが入るのかは不透明で、結果は見通しづらい

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.190%-0.195%-0.090%0.270%0.435%0.470%
前週末比横ばい-0.5bp-0.5bp-0.5bp+1.0bp+1.5bp
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