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債券は下落、リスク選好で売り圧力-流動性供給入札の結果も重し

債券相場は下落。米中貿易協議を巡る楽観的見方を背景としたリスク選好の動きに加え、中長期ゾーンを対象とした流動性供給入札が弱い結果となったことから、売り圧力が掛かった。

  • 新発10年債利回りは前日比3ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.085%と、4営業日ぶりの水準まで上昇
  • 新発5年債利回りは一時マイナス0.18%と15日以来の水準を付けた
  • 長期国債先物12月物の終値は26銭安の153円16銭。午後に入ると、153円03銭まで水準を切り下げる場面もあった

市場関係者の見方

バークレイズ証券の海老原慎司ディレクター

  • 引き続き米中の通商合意に関するヘッドラインに振らされる状況で、前日の海外市場はリスクオンに傾いた
  • 海外金利が上昇し、日本株も戻す中で、円債は軟調に推移
  • 流動性供給入札の結果が良くなかったこともあり、午後はさらに売られる展開になった

流動性供給入札

  • 対象は残存期間5年超15.5年以下
  • 応札倍率は2.37倍と、同年限の前回入札時の2.68倍を下回った
  • 最大利回り格差は0.035%、平均利回り格差は0.03%
  • 備考:過去の流動性供給入札の結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.190%-0.190%-0.085%0.275%0.425%0.455%
前日比+1.0bp+2.0bp+3.0bp+3.5bp+3.5bp+3.5bp
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