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中国の劉副首相、市場の重要性を強調-国が経済支配との見方けん制

  • 中国にとって「非公有」の経済が重要-人民日報に長文の寄稿文
  • 重商主義と批判したバシェフスキー元USTR代表への反論にも

中国の劉鶴副首相は経済における市場と民間の重要性を強調するとともに、中国経済が政府によって過剰にコントロールされているとの批判に反論、米国との間で続く貿易を巡る緊張関係にも言及した。

  米国との通商交渉で中国側の責任者を務める劉副首相は、共産党機関紙、人民日報に論説を寄稿し、中国にとって「非公有」の経済がいかに重要であるかを強調。市場に経済の「決定的」な役割を担わせるとした、共産党による最近のコミットメントを繰り返した。寄稿文は22日付の紙面に掲載された。

Trade Talks Enter Crunch Time As China's Liu Arrives In U.S.

劉鶴副首相

撮影: Andrew Harrer/Bloomberg

  劉副首相の寄稿文は6000語を超える長文。10月の第19期中央委員会第4回総会(4中総会)で、市場経済を「社会主義基本経済制度」に引き上げるとの決定が打ち出されたが、寄稿文はこれに対する権威のある立場からの説明となっている。

  この寄稿文はまた、中国が重商主義に軸足を置いていると21日に批判したバシェフスキー元米通商代表部(USTR)代表への反論でもある。

  バシェフスキー氏は北京で開かれた「ブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラム」で、「今の中国モデルは共産党と国家計画の復活、大規模な補助金、保護主義、IP(知的財産)窃盗を融合させている」と批判した。

  ニューエコノミー・フォーラムは、ブルームバーグ・ニュースの親会社ブルームバーグ・エル・ピーの1部門であるブルームバーグ・メディア・グループが開催した。

原題:China’s Liu Stresses Market’s Role Amid State-Private Debate(抜粋)

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