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中国経済は2020年に安定化、米中協議の頓挫がリスク-ゴールドマン

  • 来年の中国経済を5.8%成長と予想-底堅い個人消費が支え
  • 12月15日に予定される追加関税までの今後数週間が重大な局面に

来年の中国経済は貿易摩擦の緩和と世界の製造業活動の底入れ、慎重な政策支援の継続で安定化が見込まれる。米銀ゴールドマン・サックス・グループがこう指摘した。

  アンドルー・ティルトン、ホイ・シャン両氏ら同行のエコノミストチームは22日公表した2020年見通しで、来年の中国経済を5.8%成長と予想。底堅い個人消費が寄与するとした。ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は5.9%成長となっている。

  ゴールドマンのエコノミストらは中国人民銀行(中央銀行)と財政当局が今年、支援策を強化していると認めながらも、20年は「財政措置に軸足を置きつつ」追加緩和の必要がまだあると分析した。

  ゴールドマンは国内政策について、「リスク管理や持続可能性に比較的重点を置き、テールリスクを抑制する代償として若干の成長鈍化を認めるという一段と保守的なスタンスに変化」していると指摘した。

  同行はリポートで、この安定化見通しに対する最大のリスク要因として米中貿易協議の頓挫を挙げ、「両国には強気で駆け引きをするインセンティブがあり、双方がそれぞれアドバンテージを持っていると認識しているようだ」と説明。「12月15日に予定される追加関税発動までの今後数週間が重大な局面だ」と付け加えた。

原題:
China’s Economy to Stabilize in 2020, Goldman Sachs Says(抜粋)

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