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米外交官がウクライナへの圧力詳述、バイデン氏家族調査巡り-公聴会

  • トランプ氏の指示でジュリアーニ氏が圧力-在キエフ米大使館参事官
  • ウクライナは米外交官でなく、ジュリアーニ氏に耳傾けた-ヒル氏

ウクライナ当局者はバイデン前米副大統領の家族への調査を引き換えにするしか、ホワイトハウスでの首脳会談と安全保障上の支援を確保できないと理解していたー。トランプ大統領のいわゆるウクライナ疑惑で下院情報特別委員会が21日開いた公聴会で証人2人が述べた。

  在キエフ米大使館政務参事官のデービッド・ホームズ氏は、トランプ大統領の個人弁護士ルディ・ジュリアーニ氏が同大統領の指示でウクライナに米国の支援とホワイトハウスでの会談を交換条件に、政治的動機による調査に応じさせるよう取り組んでいたと以前に証言しており、この日の公聴会でもそれを裏付ける詳述を行った。

  ホームズ氏はウクライナ大統領がCNNとのインタビューで調査を発表する計画だったと説明。「要するに、誰もがインタビューがあるだろうと思っていたし、ウクライナ当局者はそうする必要があると信じていた」と述べた。ただ、米国の支援の遅れに議会が騒ぎ、その後支援が実行され、インタビューはキャンセルされた。

  ホームズ氏と国家安全保障会議(NSC)欧州ロシア担当上級部長だったフィオナ・ヒル氏は、誰が米国の外交政策遂行者なのかをジュリアーニ氏が惑わせていたさらなる証拠を示した。ウクライナ指導者は次第に、米外交官ではなくジュリアーニ氏に耳を傾けるようになっていることが鮮明になったという。

  ヒル氏はホワイトハウスでもNSCのチームとジュリアーニ氏に協力する当局者との間で溝が広がっていたと指摘。ヒル氏はソンドランド駐欧州連合(EU)大使がウクライナに関して面会する相手をNSC職員に知らせなかったことに当時いら立ったと述べた上で、今になってその理由を理解したとし、「彼は国内の政治的な用件に関わっていた」と指摘した。

House Intelligence Committee Holds Hearing On Impeachment Inquiry Of President Trump

11月21日に下院情報特別委の公聴会に到着したデービッド・ホームズ氏(中央)

House Intelligence Committee Holds Hearing On Impeachment Inquiry Of President Trump

11月21日の公聴会で宣誓するフィオナ・ヒル氏

原題:
Diplomats Detail Pressure on Ukraine to Investigate Biden Family(抜粋)

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