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10月の全国消費者物価0.4%上昇、伸び拡大-市場予想と一致

  • 生鮮食品とエネルギーを除く全国コアコアCPIは0.7%上昇
  • 消費増税と教育無償化除けば、コアCPIは鈍化の見込み-新家氏

総務省が22日発表した10月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は前年比0.4%上昇と前月の伸びを上回った。市場予想と同じだった。上昇は34カ月連続。

キーポイント

  • 全国コアCPIは前年比0.4%上昇(ブルームバーグ調査の予想中央値は0.4%上昇)ー前月は0.3%上昇
  • 生鮮食品とエネルギーを除く全国コアコアCPIは0.7%上昇(予想は0.6%上昇)ー前月は0.5%上昇
  • 総合CPIは0.2%上昇(予想は0.3%上昇)-前月は0.2%上昇

      

全国消費者物価指数の推移

背景

  • 10月1日から消費税率が8%から10%に引き上げられたことが消費者物価の押し上げ要因として働く一方、教育無償化が押し下げ要因に
  • 前月発表された東京都区部の10月消費者物価では、消費増税と教育無償化が合わせて総合とコアで0.17ポイント、コアコアで0.16ポイントそれぞれ押し上げに寄与
  • エネルギー価格下落の影響がコアCPIの下押し要因として働き続ける構図は変わらず
  • 日本銀行は前月公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で、コアCPI見通しを19年度0.7%上昇、20年度1.1%上昇、21年度1.5%上昇にいずれも下方修正。経済の下振れリスクに加え、中長期的な予想物価上昇率の動向の不確実性などから、物価見通しは「下振れリスクの方が大きい」としている

エコノミストの見方

第一生命経済研究所の新家義貴主席エコノミスト(15日付リポート):

  • 消費税率引き上げと幼児教育無償化の影響を除けば、コアCPIは前月から伸びが鈍化する見込み
    (キーポイントとチャートを追加して更新しました)
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